カーディーラー営業マンがおすすめする。便利なカー用品5選

コラム

新車を買って、カー用品店に足を運ぶとウキウキした気持ちになります。

愛車を自分なりにカスタマイズをしていくのは本当に楽しいものです。

そういう私は「車はなるべくモノをつけないでシンプルに乗りたい」というのが信条なので、いざカー用品店に行って購買意欲が生まれてもぐっと我慢するようにしています。

今日は、なるべくカー用品を買わないようにしている営業マンが厳選して購入し、今も愛用し続けているカー用品をご紹介します。

どれも選び抜かれて購入した一品ですので是非ご参照ください。

オランダ生まれのユニセーム

まずご紹介するのが、洗車した後に拭き上げに使うセーム革です。

入社してから20年間、私の勤めている会社ではこのユニセームというセーム革をずーっと使用しています。

車を洗った後、水滴を放置してしまうと「ウオータースポット」という水垢のようなものが付着してしまって美観を損なってしまいます。

ですから、洗車の時に一番大事なのが洗車で濡れた車をしっかり拭き上げて水滴をなるべく残さないということなのです。

その拭き上げ作業のときにいつも愛用しているのが「オランダ生まれのユニセーム」です。

私の会社ではバケツにためられた水の中にいつもユニセームがあります。

点検や整備でご利用いただいたお客様のクルマは洗車をしてお引渡しするのですが、その際の仕上げにいつも使用するのがユニセームなのです。

洗車後の拭き上げに必要な要件としては、大切なおクルマを傷つけない様に柔らかい素材であることや作業効率を上げるために吸水力が優れていることなどがあるのですがそれらをバランスよく満たしているのがユニセームです。

プロの現場で愛用され続けている道具にはそれなりの理由があります。

太くて短いUSBケーブル

ディスプレイオーディオでスマホを接続するときにはUSBケーブルが必要です。

このUSBケーブルですが、もし新しく購入するのであれば「太くて短いUSBケーブル」をお勧めいたします。

私はアンドロイド用の2mのものと、iphone用の50cmのものを持っているのですが、断然50cmのものの方が便利でした。

私は「長いものに巻かれるタイプ」の人間ですし、「大は小を兼ねる」というのも物事の本質を突いた格言だと思うのですが、こと、車内で使うためのUSBケーブルという点に限ると短いものの方が邪魔にならずに使いやすかったのです。

50cmのケーブルでスッキリとしたコンソール周り
2mのケーブルでゴチャゴチャとしたシフトノブ周り

初めに購入した2mのアンドロイド用のケーブルは使わないときにくるくると丸めて収納しなければならないのが手間です。

また、実際に接続した状態では余分な長さが邪魔でシフトノブに干渉してしまい運転操作の妨げにもなります。

もちろんご自宅にある手近なUSBケーブルで問題ないのですが、車内専用で新しく購入する必要があるのであれば収納に邪魔にならない短いものがオススメです。

USBケーブルは「太くて短い」方がよい理由について詳しく解説いたしました。

こちらの記事をご参照ください。

後ろの座席用のゴムマット

別途購入した後席用のゴムマット
後席用にと別途購入したゴムマット

車のフロアマットというとカーペットタイプのものが一般的です。

ですが、私のヤリスではトヨタ純正のゴムタイプのマットを愛用しています。

トヨタ純正のゴムマット
トヨタ純正、車種専用のゴムマット。とても便利だが前席用しか設定されていない。

雪国の北海道だからという理由もあるのですが、マットが汚れた時にガン洗車機でジャーっと水洗いできてしまい、乾燥も速いので実用本位でゴムタイプのマットを選択しました。

実際に一年間ほど使用しているのですが、私のこの選択は間違いではなかったと思っています。

実用本位で考えるのならばゴム製のマットはとっても便利です。

ところが、お客様との実際の商談ではこの経験談をあまり活かせていません。

商談の時には一般的なカーペットタイプのマットをオススメすることが多いのです。

その理由ですが、トヨタ純正のゴムタイプのマットは前席の、「運転席と助手席のみ」の設定で後席用のマットがついてこないという点でおすすめしづらいからです。

前側しかないマットを選択いただいた場合、後席についてはお客様にカー用品店などでご用意することをお願いせねばならず、その物事が完結しない感じに心理的な抵抗感があるのです。

汎用品の中から車種に合わせてサイズを検討し最適なサイズを選ばなければなりませんので、お客様に無用なストレスを感じさせてしまうのではないかとオススメすることに躊躇してしまいます。

実際にはゴム製のマットの方が使いやすいと感じているのに、お客様へは「無難な選択」であるカーペットタイプをオススメしており、本音と建て前を使い分けている感じがして申し訳ない気持になります。

両方の良い点と、悪い点をご説明してお客様にとっての最適解を一緒に考えていくことが必要なのでしょうね。ずーっと抱えてきた悩みを言語化することで自分なりに整理ができ、ただいま猛省中であります。

ということでトヨタ純正のゴム製マットを選択した場合、後席用のマットを別途購入する必要があります。

その点を差し引いても、ゴム製のマットは使いやすいので皆様の用途に合わせてご検討してみてください。

ホーイルハウスの氷を砕くゴムハンマー

雪国のカーライフで頭を悩ませるのがホイールハウスに付着する氷です。

この氷ですが、放置しているとどんどん育っていき、最終的にはタイヤと干渉し安全な運転にも支障をきたしてしまいます。

一度できてしまった氷は簡単には取り除けません。

北海道ではこの氷を蹴っ飛ばして取り除こうとする光景が風物詩なのですが、なかなか頑丈でとることができずイライラしてしまいます。

そんなイライラを解消する救世主がこのゴムハンマーです。

こちらを使えば本当に簡単にごそっとホイールハウス周りの氷を取り除くことができます。

この時の感覚ですが、少し汚い話になるのですけど、耳掃除ででっかい耳垢を取ることができたあの爽快感に似ています。

ストレス解消に大きく寄与する商品だと思いますので是非お試しいただきたいです。

私が使用している商品はAmazonや楽天でお取り扱いがありませんでした。

こちらのゴムハンマーでも代用できると思いますが、専用品の方が便利なのでカー用品店で探した方がいいと思います。

念のため汎用ゴムハンマーのリンクです。

MOFTっていうスマホスタンドと付属の磁石

MOFTというスマホスタンドに付属される磁石
MOFTというスマホスタンドに付属される磁石

スマホのスタンドは吸盤や粘着テープで固定するものが多いのですが、このタイプだと使っているうちに粘着力が弱くなってしまって、すぐに使い物にならなくなってしまうので頭を悩ませていました。

運転中にスマホがゴロンとスタンドごと転がってきてしまうということもしばしばあり、安全を損ない大変危険だなと感じることもありました。

今は、MOFTというスマホスタンドに付属してきた磁石を使用しています。

今のところこちらのシンプルな商品が一番使いやすいと感じています。

デザイン的にもシンプルで車内で調和がとれていますし、スマホをつけたり外したりするときに接合部の粘着テープにストレスがかからないので、はがれ落ちる心配が少ないようです。

MOFTはスマホを立てかけるためのスタンドです。

MOFTはデスクの上でスマホを自立させるというのが本来の目的なのですが、一緒についてきた付属の磁石がとっても便利で、先述したスマホスタンドに関する悩みを一気に解消してくれました。

スマホをどこにおいていいか悩んでいる方には一度お試しいただきたい商品です。

MOFT付きのスマホと付属の磁石
ペタッと簡単に取り付けできる。
太くて短いUSBと組み合わさればスッキリと配置できます。

まとめ

今回は、私が実際に購入してみて長く愛用しているカーグッズをご紹介いたしました。

どの商品も皆さんのカーライフを一層充実したものにしてくれる商品だと思いますのでぜひ、ご参照ください。

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