クルマを154,000円安く買う方法

コラム

【結論】ナビとCDなしでクルマを買う。

今どきのカーライフはナビなしでOK

車を154,000円安く買う方法ということで私がおすすめするのが「ナビをつけないで買う」ということです。

最新のトヨタ車は「ディスプレイオーディオ」という装備が標準でついてきます。

「ディスプレイオーディオ」には一部の高級車を除いてナビゲーション機能とCD再生機能がついていません。

それらの機能が必要な場合、「T-conneナビキット」(税込み110,000円)と「CD・DVDドライブ」(税込み44,000円)を追加することになります。

私は、これらのオプションを追加しないでクルマを買うことを強くオススメします。

そうすれば合計154,000円安くクルマを買うことができるからです。

ナビと音楽再生機能はスマートフォンで補う

そんなことを言うと「ナビゲーションやCDがなければ楽しく快適なカーライフを送ることができない。」

そんな声が聞こえてきそうです。

でも、ご安心ください。

「ディスプレイオーディオ」にはスマートフォン連携機能があります。

スマートフォンを接続すれば、スマートフォンのナビアプリを使って道案内をしてくれます。

また、スマートフォンに入っている音楽を車のスピーカーで再生することができ楽しむことができるのです。

今は「spotify」や「LINEミュージック」、「Amazonミュージック」など、音楽配信サービスが充実しています。

それらを活用すればこれまでにない音楽体験を味わうこともできます。

ディスプレイオーディオでどんなことができるのか?

詳しい解説については関連記事がありますのでこちらをご参照ください。

ディスプレイオーディオがもたらしたもの、それは「選択肢」。

ディスプレイオーディオがお客様のカーライフにもたらしたもの。

それは「選択肢」であると私は考えます。

今までは、車を購入するときにナビが必要であれば20万円以上の「カーナビゲーションシステム」を購入するしかありませんでした。

トヨタ自動車は「ディスプレイオーディオ」という、あえて機能が絞り込まれた製品を標準装備とすることでお客様の使用状況にあわせて自由に選んでいただけるようにしたのです。

機械操作が不慣れなお客様にはオプションとして「T-connectナビキット」や「CD・DVDドライブ」をつけることで今までと変わらない使用感のまま、ご使用いただけるようにすることもできます。

また、日常的にデジタル機器を使いこなしているお客様であれば、スマホのアプリを連携させることでカーナビや音楽再生を楽しめます。

必要に応じて使い方が選択できる。

これがディスプレイオーディオの魅力です。

スマートフォンとの連携をオススメする理由

これまで、「T-connectナビキット」や「CD・DVDドライブ」を追加装備せずにクルマを購入することをオススメしてきました。

初期費用を154,000円抑えるということがもちろん大きな理由なのですが、それ以外にもスマートフォンとの連携をお勧めする理由があります。

次の3つです。

  1. 豊富なナビアプリ
  2. 鮮度の高い地図情報
  3. 月額1,000円以下で聞き放題、音楽配信サービスの充実

豊富なナビアプリ

スマホは優秀なナビゲーター

現在、「ディスプレイオーディオ」上で使用できるナビアプリが豊富にリリースされています。

主なナビアプリは次の通りです。

  1. グーグルマップ
  2. アップルマップ
  3. yahoo!カーナビ
  4. Car NAVITIME
  5. TCスマホナビ

ご使用されているスマートフォンがiphoneなのかAndroidなのか。

これまで使用してきたナビがどんなナビか。

スマートフォンでスケジュール管理を行っているか。

などがナビアプリ選びの基準となります。

例えばこれまでトヨタの車でトヨタ純正のナビをご使用されていた方ならば、TCスマホナビがオススメです。使用感がトヨタ純正のナビに近く操作がしやすいとお感じになられるはずです。

一方、グーグルカレンダーをスケジュール管理に利用されている方であればグーグルマップがとても便利です。グーグルカレンダーに記載されたスケジュールに場所の指定があるとその場所をグーグルマップの目的地設定に反映するというような使い方が出来るからです。

同様の理由で、iphoneをご使用の方でアップルのカレンダーをご利用の方ならばアップルの純正のマップがオススメです。

上記の通りお客様に合わせて多くの選択肢からぴったりのナビアプリを選べるというのが一つのメリットとなります。

鮮度の高い地図情報

スマホの地図アプリでいつも感心するのが、その鮮度の高さです。

新しい道路や施設の情報ができるとすぐに地図アプリに反映されるのです。

しかもその更新は無料で、私たちが意識することなく自動的に更新が行われています。

一方で据え付けのカーナビゲーションはこの情報の鮮度という点が一番のウィークポイントとなります。

新しい道路が開通してもすぐに更新されることはなく、更新しようと思えば20,000円程度の料金負担が発生してしまいます。

また、その更新ソフトウェアの更新頻度も春と秋の年2回しかありません。

110,000円も払って導入した「ナビキット」が時を経るごとに陳腐化してしまうことは実に寂しいことです。

「ナビキット」にも使い勝手やレスポンスがよいなどの良い点がたくさんあります。

ただし、どうしても上記の点は埋めがたい弱点なのです。

まずは、「ナビキット」なしで運用してみて、どうしても使い勝手に慣れないとなった時に改めて「ナビキット」を導入するというのがよいのではないでしょうか?

月額1,000円以下で聞き放題、音楽配信サービスの充実

音楽はサブスクリプションで聞く時代

ディスプレイオーディオはスマートフォンを使って、様々な音楽配信サービスと連携することができます。

主な音楽配信サービスは次の通りです。

  1. Apple Music
  2. spotify
  3. LINE Music
  4. AWA
  5. youtubeMusic
  6. AVA
  7. AmazonMusic
  8. KKBOX

いずれのサービスも月額1000円以下で聞き放題のプランを用意しています。

音楽配信のサービスを利用すれば、CDショップに足を運んで購入する必要もなくなります。

CDを車で聞きたいとなれば先述の通り「CD・DVDドライブ」を44,000円で購入しなければならないことを考えれば、月額定額のこうしたサービスを利用した方が便利です。

どのサービスも無料でお試しできる期間が設けられているので一度試していただいてはいかがでしょうか。

半年間「ディスプレイオーディオ」だけで過ごしてみた実感

愛車のヤリスは「ナビキット」無、「CD・DVDドライブ」無

トヨタ自動車HPより

私は2020年7月にヤリスを購入したのですが、「ナビキット」無、「CD・DVDドライブ」無で半年間運用してきました。

お金があまりなかったというのが正直なところなのですが、「ディスプレイオーディオ」を実際使ってみて自信をもってお客様にご説明できるようにしなければならないとの使命感があったのが大きいです。

実際に使ってみてどうだったのかということなのですが・・・全く問題ありませんでした。

むしろ、使うごとに驚きがあって、毎日車に乗るのが楽しくて仕方がない。

そんな充実したカーライフを過ごすことができました。

カーナビの操作は長年車に据え付けのモノを使っていたので、目的地の設定が最初はうまくいきませんでした。

しかし、ナビの目的地設定をする際に、スマホの音声入力が優秀であることに気が付いてからはスピーディーに目的地を設定することができるようになりました。

また、普段グーグルのカレンダーを使用しているのですが、訪問予定先の住所をあらかじめ入力しておけばディスプレイオーディオ上のカレンダーアプリを開いて訪問予定をタップするだけで目的地に設定をしてくれるのでとても便利です。

音楽配信のアプリでは、AIが私の好みを学習して選曲してくれる機能があって驚きました。

昔よく聞いていた音楽が流れてきてついジーンとしてしまうようなことがありました。

ロボットのくせになかなか味な真似をしてくれるんです。

「こんな素敵な体験を皆様にも味わっていただきたいな。」

これが、一営業マンとしての私の願いです。

「ディスプレイオーディオ」の魅力を伝えきれずに苦悩する日々

新しいモノゴトが始まると仕方がないことなのですが、「ディスプレイオーディオ」導入当初は様々な問題が頻発しました。

納車の時に初めてCDが聞けないことに気が付いたなんてこともありました。

  1. Bluetoothでスマホを接続してスマホの中にある音楽を再生する。
  2. CDの楽曲をUSBメモリーに入れて再生する。
  3. 音楽配信サービスを利用する。

解決策はいろいろあるのですが、なかなかうまくいかないんです。

スマートフォンの中に音楽を入れている人なんて少数派ですし、自宅にパソコンがなければUSBメモリーにデータを移すなんて芸当は普通の人にはハードルが高いです。

音楽配信のサービスはとても便利なんですが、月額で課金が発生してしまうことに抵抗を感じられる方がほとんどですし、そもそもスマホではなくガラケーを愛用していらっしゃる方もいます。

携帯の契約も1GBなどの通信容量が少ない方であれば見直しも必要でしょう。

そして、コロナの影響です。

たくさんご説明したいことはあるのですが、車の中という密室で長時間お話をすることは避けなければなりません。

気温が低い日などは、マスクをしながらの説明で眼鏡が曇ってしまって全く集中できないということもありました。

使いこなせばとっても便利で、お金も節約できるのにその良さをお伝え出来ない。

そんな苦悩の日々が続きました。

「ディスプレイオーディオ」の魅力を発信し続けます。

私は趣味でスキーをするのですが、この「ディスプレイオーディオ」を取り巻く状況をみて、スキーに似ているなと感じました。

スキーはひとたび上達してしまえば、この上ない爽快感を味わえる魅力的なスポーツだと思います。

ただ、その上達の過程で、苦痛を味わったり、困難を克服しなければならなかったりするのも事実です。

「ディスプレイオーディオ」についても同じで、使いこなすためにはいろいろと覚えなければならないことがあるのではじめは大変だと思います。

ですが、使ってい行くうちに様々な発見があって、皆様のカーライフが一層充実するということは間違いありません。

何といっても、154,000円もお金を節約できるのですから挑戦してみて損はありません。

私もこのサイト運営を通じて微力ですが皆様のサポートを続けたいと思います。

ディスプレイオーディオの詳しい使い方についてはこちらの記事でまとめましたのでご参照ください。

まだまだよちよち歩きのサイトではありますが少しずつ記事を充実させていきたいと思いますので、ご意見やご質問があればコメント欄にお寄せください。

どうぞよろしくお願いします。

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